KDC NEWS 2016年5月号

KDC NEWS 2016.05

毎月院長が開催しております歯科医師の方の対象のセミナーに今回は特別ゲストをお招きいたしました。
当クリニックの患者様でもある
ますたに呼吸器クリニック臨床検査医師 三宅先生
にお越しいただき睡眠時無呼吸症候群に関してセミナーを実施いたしました。

 

当スタッフからの感想を配信させていただきます。

 

寝ている時に何らかの原因で気道が閉塞し息が止まるこの睡眠時無呼吸症候群(SAS)は、
近年多数の事故原因として認知され始め大きな社会問題となりました。
現在でもSASが関与したとされる交通事故が後を絶たないといわれています。
それは自分の症状がSASであると気づかず、適切な検査や治療に至っていない人が多いということでもあります。
しかしながら医療側においても現在治療法としてCPAPや下顎を前方に牽引する口腔内装置が
一般的に用いられているが、まだ医科と歯科の連携も乏しく充分な効果を果たしているとは言えない。
今後、歯科の立場として治療法の改善や医科との連携強化、そしてSASの啓蒙などまだまだ努力しなければならないことが多いと痛感しました。

歯科医師 金子先生

 

今回、睡眠時無呼吸症候群(SAS)というテーマで初めて勉強会に参加させていただきました。
患者さんの口腔内を診るという歯科の基礎概念よりも患者さんの全身状態を診るということがとても大切であり、
その最初のアプローチが歯科の分野がとても重要になってくると強く感じました。
今まではまだ患者さん自身に自覚症状がなかったり、
医科と歯科との間で連携不足な面もあり発展途上の分野ではありますが、現代人の食生活の変化などにより患者さんの数は確実に増加傾向にあると言えます。
ですのでとても避けて通れる問題ではないと思います。
今回の勉強会に参加し、1人の医療人としてこれからの診療に活かしていければと思います。

歯科医師 金海先生

 

まだ歯科医療の領域ではマウスピースのみでの対応しか浸透していないのが現状です。
しかしCPAPという鼻から空気を送って軌道を広げる装置とマウスピースの併用で、
より効果的な治療となることが分かってきました。
歯科のみ、医科のみではなく、歯科・医科の連携でより良い医療が提供できるように、
これからも学んでいきたいと思います。

衛生士 河野


当クリニックでは歯科・医科全般に精通すべく、
スタッフ一同日々研鑚・尽力してまいります!

 

★ 最新NEWS ★
本年5 月より デンタルNLP 主宰・一般社団法人 日本歯科医療人育成協会 理事 土屋和子 先生による
プライベートレッスンを2カ月に一回にて当スタッフへ向けて実施することとなりました。
これによって衛生士歯科臨床専門知識」と「伝わる技術(コミュニケーション力)」の両方を
バランスよく身につけ、うまく患者さんに働きかけ、口腔と全身の健康への貢献を目指す診療を実施すべく、
ますます尽力してまいりますので今後ともよろしくお願いいたします。

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