当院の滅菌・衛生管理について｜京都府向日市の歯科医院「かなたにデンタルクリニック」

使用済みの医療器具の洗浄・滅菌には、ドイツのミーレ社製「ミ－レジェットウォッシャー」を使用。55度以下の温水でたんぱく質を凝固させないように洗浄したのち、93度で除菌します。

洗浄・殺菌した医療器具は、イタリアのW＆Hステリライゼーション社製「リサオートクレーブ」で滅菌します。「リサオートクレーブ」は、小型滅菌器のヨーロッパ基準(EN13060)の中でもっとも厳しい基準をクリアしたレベルの高い「クラスB」タイプの滅菌器を使用しています。従来のオートクレーブ（滅菌器）では十分滅菌できなかった医療器具もしっかり滅菌します。

また、当院では、小型のオートクレーブ「EX Clave」も導入。20分と短い時間で滅菌できるため、タービンなどの切削器具をこまめに滅菌するのに最適です。

歯科治療には安全で衛生的な水が必要不可欠です。しかし、水道水には残留塩素濃度が低くなると菌が繁殖してしまうという問題点がありました。水を使用していない時には、歯科ユニット（診察台）内や給水管内の水は残留塩素濃度が徐々に低下し、菌が繁殖しやすい環境になってしまうのです。
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当院では安全な治療・感染予防のために、除菌機能水をつくりだす機器「ポセイドン」を導入しています。「ポセイドン」は電気分解によって水道内の残留塩素濃度をあげることのできる最新の除菌装置です。これにより、薬品や添加物を使わずに水道水を安全な水へと変えることができます。さらに、このポセイドンで生成した除菌機能水には滅菌効果もあるため、院内の水道管を常に衛生的に保つことができるのです。

「ポセイドン」の中に取り込まれた水道水は、電気分解により残留塩素濃度を滅菌効果の高い4～5ppmまで上昇させ、院内のすべての配管へ送り出します。これほどの強い除菌力がありながら、機能水は中性。飲んでも安全で、自然環境にも配慮した衛生的な水です。

当院では、院内で使うすべての水をポセイドンによる除菌機能水にしています。

消毒・滅菌後の医療器具は、全て滅菌パックに入れて保管。患者様の前で使う直前に開封するので、清潔を保つことができます。

スタッフが触れる部分にはバリアフィルムを貼っています。また、患者様ごとに貼り替えることで患者様間での感染を防ぎます。

当院では患者様に使用するものはもちろんのこと、さらにスタッフ全員がガウン、ゴーグル、手袋も患者様ごとに交換し、徹底した衛生管理予防対策を整えております。

「ナノゾーンコート」とは、自己結合性酸化チタン分散液を塗工することであらゆる菌やウイルスを大幅に減らすことができる空間ケアコーティングです。接触感染対策として、多くの医療機関や公共機関でも採用され、大学病院の手術室などでも使用されている抗菌ケアです。
除菌・抗菌、アレルゲン付着抑制、防カビ、消臭効果があります。

当院では徹底した感染対策をという思いから、その対策の一つとして院内とスタッフルームでこのナノゾーンコートを採用しております。

患者様のお口の中に入る水は常に清潔に保つ必要があります。水が通る配管はもちろん衛生的でなければなりません。当院では、治療の際に使用する水に不安を抱くことがないように水消毒システムを備えたドイツのシロナ製の診療チェアを8台設置しています。