KDC NEWS 2017年3月号
2017年2月に開催されました勉強会に院長、金海先生、黒田衛生士、河野衛生士が参加してまいりました。
こちらのレポートを金海先生からご報告させていただきます。
2月19日の日曜日に舘村卓先生の第35回TOUCH口蓋帆咽頭(いわゆる鼻咽腔)閉鎖機能セミナーという
勉強会に参加してきました。
口蓋帆・咽頭閉鎖機能は、正常な共鳴をもつ声と正常な構音機能の両方に関わる
重要な機能であり、speechの改善にはこれら2つの要素に関わる口蓋帆・咽頭閉鎖機能が適切に
評価され、改善されることが患者さんの社会復帰と参加を支援するためには必須といわれます。
また、口蓋帆・咽頭閉鎖機能は食物嚥下時の口腔期から咽頭期の移行段階を担い、
この段階での調節不全が誤嚥の起点となることも示されるようになってきました。
しかし、この分野は研究対象としては難解なために、確たる成書はなく、
臨床に有効な情報が乏しいため引き続き勉強を続けていきたいと思います。
歯科医師 金海
またクリニックの受付、予防の部屋にてかなたにデンタルクリニックをイメージした歯の妖精が
皆様をお待ちしております。もうお気づきの方もおられるかと思います。
可愛がってあげてくださいね!