ビムラー
当院では多くの子供さんが来院されますが、最近の子供さんの成長発育について大変大きな問題を抱えているのが散見されます。
中でも口腔内のボリュームが狭くなっていたり、上顎が劣成長であったり鼻つまりや中耳炎を繰り返したり、また、鼻呼吸をせずに口呼吸をすることにより、様々な体への影響があるということがわかっています。
そんな中、当院ではこれらについての諸問題について、当初より積極的に取り組んでいます。その取り組みのうちの一つとして、上記の装置（ビムラー）を使用した画像です。
ビムラーは関東・中部地区等では比較的一般的な機能的矯正装置でありますが、何故か関西では少し馴染みが少ないように思います。
この装置は何歳でも、つまり、子供さんから高齢の方までただひたすらお口の中に入れていただくだけである程度歯は並んでくるといった大変便利な装置です。
基本的には夜寝るときだけ使用するので、お子様のお持ちのご父兄にとっては小児矯正治療を始めるにあたり管理や紛失、破損等が少なく痛みもほとんどなく使用するお子様も楽に治療を継続することが可能です。
ビムラー： ドイツの生物学者であるビムラー博士が装置を考案し、院長は直接この博士より指導を受けて現在に至っております。写真では咬んでいるように思われますが、上下一体型ですが基本的には咬む咬まないは関係ございません。ただ口の中に入っているだけで結構です。
